お知らせ

2026.07.22

レポート:「生きることのコンポスト」展(富山県南砺市立福光美術館)

エム・シー・エス島ヶ原支店の岩名です。

先日、富山県南砺市を訪れました。

南砺市は、石川県金沢市から車で 30 分ほどに位置する、人口約 4 万人の地域です。

現在、私は招待アーティストとして南砺市立福光美術館で開催されている展覧会「生きることのコンポスト」に参加しています。

“コンポスト(堆肥)”という言葉や、「循環」をめぐる本展のテーマには、食品残渣を堆肥へと生まれ変わらせ、地域の農業へつなげているエム・シー・エスの取り組みとも深いつながりを感じます。

本展では、全国各地のアーティストや建築家による作品とともに、南砺市で有機・自然栽培農業に取り組まれている日鷲農場代表の山崎佑二郎さんが作られた堆肥が、美術館の庭に展示されています。展示用の堆肥場は、福井県坂井市で活動する合同会社 LIGHT HOUSEが設計されています。

山崎さんは、地域にある有機資源を活用し、土づくりを通じて自然や農業との関係を再構築する「ツチカラ」という堆肥づくりのプロジェクトを実践されています。

また今回の出会いを通じて、山崎さんの堆肥づくりとエム・シー・エスの堆肥づくりには、地域を越えて受け継がれてきた思いがけないつながりがあることも分かりました。

開会式が開催された日は、展覧会関連プロジェクトとして「循環マルシェ」も行われました。会場では、日鷲農場のガレット、地元養蜂家の方がつくられた蜂蜜、シュラスコなど、地域の自然や人のつながりから生まれた食を味わうことができました。

食べること、朽ちること、耕すこと。

それぞれが分断されるのではなく、一つの循環としてつながっていることを改めて感じる時間となりました。

今回の南砺市での出会いと学びを通して得た気づきを、これからのエム・シー・エスの環境事業にも反映させ、地域に根ざした循環型社会づくりに取り組んでいきたいと思います。